暑い日が続くようになってきました。
コロナウイルスの影響で、夏でもマスクを身につけなければならない状況になりそうです。
普段は花粉症やインフルエンザなどが流行する時期にしかつけないマスク。
ジメジメする梅雨、うだるような暑さの続く真夏…
これからの季節にマスクをし続けなければならないなんて想像するだけで暑い!
そして息苦しい!!
そんな暑苦しいマスク事情を少しでも快適にするために、この記事ではマスクが暑くて蒸れる時、苦しい時の対処法をご紹介します。
暑さや蒸れを軽減させるマスクやグッズを、安全と安心力を入れているおしゃれな製品、日本製のものにこだわって選んでみました。
目次
マスクが暑い時の対策
気温が上がるこれからの時期、マスクの中の温度はどれくらいになるのでしょうか?
気温30度の時にマスクを着用し、顔面の表面温度を測ると、付けたときは30度前後だった顔の表面温度は、数十分後には37度に上昇したと言います。
外気より7度も上昇するんですね。
真夏日にはマスクの中は恐ろしい暑さになることが予想できます。
これからの季節、マスクの中の温度を少しでも下げる工夫をすることが重要です。
また、マスクをして起こる熱中症にも注意が必要。
顔まわりを徹底して冷やす工夫で、夏のマスクとうまく付き合っていきましょう。
冷感素材のマスク
触れた時に冷たく感じる冷感素材を用いたマスクを着用することで、普通のマスクよりも冷感を得ることができます。
冷感素材はなぜヒンヤリ感を得られるのでしょうか?
ポイント
- 繊維中に水分を多く含むので、素早く汗を吸収し、液体が気体になる時に周囲の熱を奪う作用が働き、暑い日でも生地の内部を快適に保つことができる
- 熱伝導率が高く熱を逃しやすい
- 繊維の中に水分を多く含むため、生地が硬くシャリ感があり、ヒンヤリ感を得られる
ミントのアロマスプレーで体感マイナス4度
ペパーミント(はっか)のアロマは体感温度を4度も下げてくれる効果があります。
30度のマスク内が26度に感じられたら、だいぶ涼しいですよね?
ミントスプレーをマスクに吹きかけることで、マスク内の体感温度が変わり、涼感を得られます。
さらに、ペパーミントは他にもこのような効用があります。
ミントの効果
- 鼻の中のウイルスを体外に排出する腺毛の働きを活発にする
- 花粉症や鼻炎を緩和
- 頭痛を和らげる
- 筋肉痛を和らげる
- 虫よけ
万能なミントスプレーはプレゼントにも喜ばれそうですね!
ミントスプレーが売り切れていたら自分で作ることができます。
用意するもの
- 精製水
- ハッカ油、ペパーミントのアロマオイル
- 無水エタノール
- スプレーボトル(ポリプロピレンやポリエチレンやガラス製のもの
- 計量カップ
作り方は、
- スプレーボトルに無水エタノール10mlとハッカ油を数滴入れてよく振り混ぜます。
- 精製水を計量カップで90ml測って、スプレーボトルに入れ、フタをしてよく混ぜたらできあがり。
お水にミントスプレーを入れてうがいをするとマウスウォッシュにもなります。
マスクの中のお口の匂いが気になる人、暑さで口の中が気持ち悪い人にもおすすめです。
ミントスプレー、万能ですね!
首筋を冷やすマルチクールで熱中症予防
マスクで顔まわりの熱がこもることや、自粛生活で体力が落ちていることから、
熱中症のリスクが高まっています。
熱中症には体温を下げるのが一番の対策になります。
暑い日は首筋を冷やして熱を逃すようにしましょう。
首かけポータブル扇風機
昨年頃から流行っている首かけ式のポータブル扇風機。
角度が調整できるので、卓上や手持ち、車の運転時などにも利用できます。
今年はマスクが暑い!というお悩みからますます注目の存在となりそうです。
本格的な暑さが到来し、売り切れになる前に早めに手に入れましょう。
マスクが蒸れる時の対策
暑い日にマスクをしていると中が蒸れて汗がにじみ出てきます。
汗が水滴のようになって本当に不快ですよね。
これからさらにジメジメする梅雨もやってきます。
マスクの蒸れ対策も欠かせません。
マスクの蒸れ対策
- 通気性の高いマスクを使用する
- 速乾性の高いマスクを使用する
- インナーを使用して、汗をかいたら取り替える
通気性の良い麻マスク
シャリ感のある麻は手触りが涼しく、通気性が良いため、昔から夏の衣類に取り入れられてきました。
江戸時代に夏は麻の着物を着ていた…なんて聞いたことありますよね。
また、麻は抗菌性、消臭性に優れており、マスク素材にはぴったりなんです。
さらっとしてつけ心地がよく、肌にも優しいので、マスクの蒸れからくる肌荒れに悩んでいる人にもおすすめです。
お洗濯ができるので繰り返し使えるのもポイントです。
使い込むうちに柔らかくなり、着け心地がよくなります。
水着素材の速乾性マスク
水着って洗濯してもすぐに乾きますよね。水着は速乾性が高く、通気性の高い素材で作られています。
水着素材で作られたマスクは夏の蒸れ、暑さ対策にぴったりなんです。
さらに立体3D構造で息がしやすく、息苦しさがないのもポイント。
柔らかい素材なので耳も痛くなりにくいです。
マスクの中の汗、水滴対策にはインナーガーゼ
マスクの中に汗をかくことは止められないので、清潔かつ快適に保ちたいなら、こまめにマスクを変えることが望ましいです。
ですが、マスク不足の昨今、それは難しいので、マスクの中に入れるインナーを取り替えるのが良いです。
使い捨てタイプと、洗って繰り返し使えるタイプの2種類があります。
マスクが苦しい時の対策
立体マスク
立体感があり、顔とマスクの間に空間の多い立体マスクは、圧迫感を感じることが少ない使用感。
顔にマスクが張り付くことも少なく、マスクの不快感を感じにくい構造です。
顔とマスクの間が離れているため、メイクがこすれて落ちてしまうというトラブルも防ぐことができます。
除菌効果が心配なときはマスク除菌スプレーをプラス
暑さ対策、熱中症対策を優先すると、除菌効果や抗菌効果のないマスクを使用することもあるでしょう。
コロナウイルスが心配だから除菌効果も装備しておきたい!という方は、マスクに吹きかけるタイプの除菌スプレーをプラスで使用すると良いでしょう。
気温も上がり、湿度も高い日本の夏にマスクをしなければならない…という前代未聞の事態になりました。
どんなに暑くても、苦しくてもコロナウイルス感染を予防するためにはマスクの着用は避けられません。
できるだけ快適に涼しくマスクをつけて、不快感や熱中症のリスクを避けるようにしましょう。
暑さが本格化すると売り切れ商品も目立つはず、いまのうちに買っておくのが得策です。